大腸がんとは - 日本における大腸がんの現状

大腸がんの発生部位

結腸がんと直腸がん

大腸は小腸からつながり、肛門に至る消化管の一部です。大腸は「結腸」と「直腸」の2つからなり、口に近い盲腸から上行結腸、横行結腸、下行結腸、そしてS状結腸までを「結腸」、結腸の先で肛門までの腸を「直腸」と言います(図5)。その為、「大腸がん」はがんが発生する場所によって、「結腸がん」、「直腸がん」という呼び方がされます。

大腸がんの罹患率・死亡率の推移

増えている大腸がん 私は大丈夫って思っていませんか?

大腸がんは、かつて日本では少ないがんとされていましたが、戦後から1990年代までに急速に増加してきたがんの1つです。2001年には、大腸がんの罹患数(新たに大腸がんになった患者数)は毎年10万人を超えるようになっており*1、2020年には、胃がん、肺がんを抜き、男女をあわせた日本人のがん罹患数、罹患率*2はともに1位になると予測されています(図1)*3

図1 がんの種類別にみた罹患率

がんは高齢になるほど罹患リスクが高くなる病気ですが、大腸がんも同様であり、男女とも40歳代から罹患率が上昇し始め、高齢になるほど高くなります*4(図2)。また男女別では、男性の罹患数が5万8139人、女性が4万1998人(いずれも2001年度)と推定され、男性に多い傾向がみられます*1

図2 大腸がんの年代別罹患率(2000年)

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