便潜血検査で「陽性」と判定された場合、大腸がんやその他の疾患の可能性が考えられます。その為、精密検査として大腸内視鏡検査や注腸X線検査を行います。大腸内視鏡検査では、先端にレンズの付いたチューブ状の内視鏡を肛門から挿入し、1.5~2mあまりの全大腸にがんなどの病気がないか詳しく調べます。
もし、大腸がんがあれば、その形や大きさ・表面の構造などを観察し、がんの進達度を診断します。必要に応じて、病変の一部を採取する方法(生検)を行うこともありますが、最近は表面の構造を詳しく観察することで、病変の性状が分かる様になっているので生検の機会は少なくなっています。病変を一括切除する方法(ポリペクトミーやEMR)で観察後に直ちに内視鏡治療を行うことができます。



