活動報告

BRAVE CIRCLE LIVE 2008

音楽を通して、大腸がんに対しひとりでも多くの人 に関心を持ってもらうこと、また大腸がん検診の受診を呼びかけるために、”BRAVE CIRCLE”大腸がん撲滅キャンペーンのコンサート・ライブイベント『BRAVE CIRCLE LIVE 2008』が2008年1月28日(月) NHKホールにて開催されました。

今回のイベントのプロデューサーは、”BRAVE CIRCLE”大腸がん撲滅キャンペーンの牽引役であり、キャンペーンテーマソング「手と手 手と手」(作詞:きたやま おさむ氏)の作曲も手がけた加藤和彦さん。イベントの最後には、キャンペーンの趣旨に賛同した参加アーティスト8組11名全員がセッションし、3時間半に及ぶライブセットは大盛況で幕を閉じました。

開催日 2008年1月28日(月)19時開演
会場 NHKホール
出演者 加藤和彦、大貫妙子、orange pekoe、ゴンチチ、佐藤竹善、
元ちとせ、F-BLOOD、槇原敬之

出演アーティストそれぞれの言葉で、大腸がん検診の大切さが訴えられ、人を想う熱いメッセージが届けられました。最後には、アーティスト全員と会場の観客が一緒になり、 「手と手 手と手」を全員で熱唱。みんなの想いが一つになった瞬間でした。

アーティストからのメッセージ

加藤和彦さん

普段、たまにでいいから、自分の健康と向き合ってほしい。そういう日々の積み重ねが、大腸がん撲滅への原動力になると思うんです。このBRAVE CIRCLEという活動を1年間やってきたのですが、それが今日このライブという形でみなさんに音楽を通して伝えることができ、非常に嬉しく思っています。これをきっかけに、大腸がん検診の輪が大きくひろがるとうれしいです。

大貫妙子さん

だんだん社会に出て、仕事をするようになると、自分一人が生きていくために、まわりの人が自分を支えてくれていることが、ふとわかる時が来るんですよね。例えば友達、職場の仲間、そして家族。そんな時が来たときこそ検診のチャンス。その機を逃さずに行きましょう。

orange pekoeさん

ライブに来てくださった皆さんがいい時間を過ごし、何か心の中に温かいものが残って、ご自分の身体を大事に思って、一緒にいる人の身体を大事に思ったり、そういうふうな事に繋がっていけば嬉しいなと思います。音楽を通してひとりでも多くの方が大腸がん検診を知るきっかけになりますように。orange pekoeはBRAVE CIRCLEに賛同します!

ゴンチチさん

大腸がん検診をここ何年もやってるんですよ。本当に簡単な検査で、何度か経験しています。日頃の予防と早めの発見にこしたことはありません。みなさんも勇気を出して、検診を受けることをおすすめします。

佐藤竹善さん

大腸がんがこんなにも多いものだと、今回初めて知りました。大腸がんにかかるのは女性が非常に多くて、その割に検診を受けている人は18%しかいない。ですので、ぜひ皆さんも受けてない方は受けた方がいいんじゃないかな、と今日は直接伝えようと思います。これからたくさん出会う、その年齢、その時だけの発見のために自分を大切に生きていきたいですね。

元ちとせさん

今回 BRAVE CIRCLE LIVE 2008に参加することで、私自身『大腸がん』について考えるきっかけをいただきました。まずは自分が検査に行こう、大切な友達にも伝えようと思いました。自分の身体と心と向き合って、勇気を出して検査を受けてみてください。

F-BLOOD(藤井フミヤさん、藤井尚之さん)

男女ともに大腸がんの死亡者数が増えていることに驚きました。あれだけの簡単な検査で大腸がんが防げるなら、この事実を世間に教えたい! 早期発見で助かるなら、10年、20年寿命が延びるわけですから、そうすれば、またいろんな人と出会えて、いろんな美味しいものも食べられて、いろんな恋にも落ち、いろんなことが人生が長ければ長いほど、楽しいことが起きるかなと思います。皆さん検査を受けましょう。

槇原敬之さん

BRAVE CIRCLE。「BRAVE」って言葉、「勇気」って意味なんです。すごいいい言葉ですね。大腸がんの排泄関係の検査だから、ちょっと恥ずかしいって気持ちもある。でもまさに自分の人生の中のちっちゃな「BRAVE」が試されてる瞬間なのかな。その検査を怠らないで恥ずかしがらないでやることで、大好きな人とずっと一緒にいられる。またはせっかくもらった自分の命をできるだけ長く、この世に留めておくことができる。そして誰かのことを笑顔にすることができる。これは大事なことだと思って、僕はこのイベントに参加させていただきました。