トピックス

ブレイブサークル 大腸がん撲滅キャンペーン
NPO法人ブレイブサークル運営委員会
症状が無いからと大腸がん検診を先延ばしにすることは、早期発見の遅れにつながり、大変キケン

2022年(令和4年)度大腸がん検診・精密検査受診勧奨資材の提供を開始

日ごろからできるがん予防にもフォーカス

当法人は、大腸がん検診・精密検査の受診勧奨を支援するため、2022年(令和4年)度版の大腸がん検診・精密検査の受診勧奨用小冊子や大腸がん検診普及啓発ポスターの無償提供資材について、デザイン・内容を一部改訂して2月より提供を開始します。

国内では年間15万人以上の方が新たに大腸がんにかかっています。また全国で5万人以上の方が大腸がんで亡くなっていて、女性のがん死亡原因の1位、男性では3位です※1。大腸がんは早期発見・早期治療で95%以上※2の人が治りますが、大腸がん検診受診率は国が目標を掲げる50%にとどいていません。

出典/※1国立がん研究センターがん情報サービス ※2(公財)がん研究振興財団「がん統計2021」より

大腸がんは早期ではほとんど自覚症状がありません。2022年度の資材では新型コロナウイルス感染への不安も含め「何も症状がないから大丈夫かな」と安易に思い込み、大腸がん検診を先延ばしにするのは、大変キケンだということをキャッチコピーに込めました。また、ウオーキングなど適度な運動習慣に予防効果が認められているため、小冊子やポスターにもメッセージを加えました。

 

2020年より続く新型コロナウイルス感染拡大から、がん検診受診控えによる早期発見の遅れへの懸念はたびたび報じられてきました。検診の現場では感染防止対策の徹底と人数制限などで、安心して検診を受けられる体制を整えてきています。新型コロナウイルス感染が始まって早2年が過ぎており、その間もがんの進行は待ってはくれません。がん検診の受診勧奨を行う自治体や各企業などではがん検診受診継続のために繰りかえし情報発信を続けておられると思います。そういった現場で少しでも当法人の資材がお役に立てればと思います。

資材のお申込みは当法人Webサイト「啓発資材」よりお申込みください。(自治体その他団体