９月１日は「大腸がん検診の日」です。2025年8月24日（日）にイオンモール日の出（東京都西多摩郡日の出町）にて、親子で楽しみながら大腸がんについて学んでいただく大腸がん検診啓発イベントを開催しました。イベントでは夏休みのお子様たちにも楽しめるゲームや大腸がん検診についての体験コーナーを設け、約800名近くの方にご来場いただき、家族みんなで大腸がんや検診について考えていただく機会となりました。

イベントでは当法人が制作した啓発資材である「大腸がんクイズラリー」を掲出し、５問のクイズを解きながら、国が推奨する大腸がん検診対象年代を含む、幅広い市民の方々に向けた大腸がんの検診啓発として、大腸がん検診・精密検査受診の重要性を呼びかけました。

大腸がんクイズラリーに参加いただいたお子様へ輪投げゲームにチャレンジしていただき、参加特典として森永乳業株式会社より提供いただいた乳酸菌飲料と「森永乳業×うんこドリル」の“おなかの健康”冊子をプレゼントして会場を盛り上げながら、ご家族で検診やおなかの健康に関心を持っていただくきっかけをつくりました。

採便体験コーナーでは、検診を受けている方でも“便潜血検査”は何を調べる検査なのかご存知でない方や、「なぜ便の表面をこするの？」という疑問を抱いていた方も多く、便潜血検査がどのような検査なのかを説明しながら、正しい採便方法をお伝えしました。

内視鏡操作体験コーナーでは、大腸がんの早期発見のための精密検査や、治療としても用いる内視鏡について、デモンストレーション用の機器を参加者の皆さんに実際に動かしてもらいました。大腸模型の中に内視鏡を入れてとらえた画像が映し出されると、モニターをみて、「大きく映し出され、細部まで見れるのですね！」と普段は触れることのない内視鏡カメラの操作体験を通して、検診や検査への理解につなげることができました。

また、このイベントでは運営サポートとして協賛企業のみなさまに参加いただき、検診対象世代を含む幅広いご年代層の方々やファミリーのみなさまに、検診の大切さを呼びかけていただきました。

大腸がんは早期発見・早期治療で多くの方が助かる病気です。「40歳になったら１年に１度の大腸がん検診を受けることが大切」という認識を家族みんなで共有することが理解を検診への意識向上につながります。その意識の輪が地域社会へ、さらにはの家族や友人などにも広がっていくことを願っています。